REONALab.Blog

数学と芸術とプログラムについて日々思ったことを書いていきます、雑食。

こんな夜に

毎年この時期は日本全体が浮かれているが私にとってはただの年末であり,修論作成の真っ最中である.
よく修論提出直前には色々起きるから気をつけろと言われる.
バックアップを取れとか,なんならgitに投げておけとか…
例に漏れず,私もデバイスが壊れてしまった.普段使っているiPad ProのApple Pencilが壊れたのである…
この感情をどうにも消化できないため話をさせてほしい.

 

まずははじめに

今回壊れたApple Pencilは第2世代である.
壊れたと言ったが 具体的には反応しなくなった.
iPad Pro側がペアリングにすら反応しないのである.
このようなことが起きた時はヘルプに従うに限る.私は敬虔なAppleユーザなのだ.

とはいえヘルプも大抵は,『はじめに再起動してください』 と言ってくる.
敬虔な私はヘルプに従いiPad Proを再起動し,右側面のマグネットにつけた.
しかし,これでも反応がない.Bluetoothをオフにしてから再起動,Apple Pencilをつけたまま再起動など何回が試したがダメだった.
ここでApple Pencilの再起動を行おうと思ったが,無理なのだ…

 

そして最悪の事態が

大体のことをしても反応がないままだったので,Appleサポートに連絡をした.
電話の方が便利なので毎回電話にするのだが,いつも丁寧に対応してくれる.*1
電話 での対応だったためシリアルナンバーを提示する時がきたのだが,これが最悪だった.
なんと,前世代のApple Pencilと違い,表面にシリアルナンバーがないのである.
ではどこにあるかというと…
ここである

 

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読めるわけがない.それもそのはず,確認方法は「iPhoneのカメラで拡大してみてください」とのことだから.
思わず「この仕様はクソですね〜」と言葉が漏れた.*2
全然見えずiPhoneのピントはずれまくるし,本当に厳しかった.
最終的に丁寧な対応により交換という方法に落ち着いた.
しかしこの労力と当分ただの重いただの板になってしまったiPad Proの侘しさにめっきり疲れ果ててしまった……

 

最後に

ここまで起きたことをつらつらと書いてきたが,事態がおさまった後にふとこの流れはまずいのではないかと感じた.
すなわち,あまりにもスマート化したために最低限必要な機能が失われてしまっているのではないか?ということである.
ここでの最低限必要な機能とは,シリアルコードがすぐに見れる機能と,Apple Pencil単体で再起動させることができる機能である.
これらの機能がないと消費者側で問題が特定ができない.
事実,私も未だにiPad Proのマグネットの検出が反応しないせいなのでは?という疑念がぬけていないのである.
まあ,Apple Pencilをもう一本買って実験してみる,というブルジョアな解決策がありはするのだが……
ということに悶々としてしまっている今日なのである.
この問題についてはまた後日ふれたい.

こんな夜に論文が読めないなんて…

*1:いつも迷惑をかけてすみませんという気持ちになる

*2:その後スタッフさんに丁寧に謝りました